排ガスの有効利用 リジェネバーナ
省エネ率30~60%
システム
RCB型低NOxリジェネレーティブバーナは、バーナ本体と蓄熱器を一体化したユニットが2組と、流路切替および制御装置から構成されており、それぞれに次のような機能、構造を持っています。
●バーナ本体
超高温空気に耐える構造です。
●蓄熱器
従来のレキュペレータに比べ圧倒的に大きな伝熱面積と超高温耐熱性を持つセラミックス製メディアが充填されており、炉内温度に近い予熱空気が得られます。
●流路切替装置
燃料切替弁と燃焼空気切替弁、排ガス切替弁で構成され、燃焼バーナを切り替えます。
制御原理
一方のバーナが蓄熱器で熱交換した超高温空気で燃焼している間、他方のバーナは排気口の役割をし、廃熱を蓄熱器に蓄えます。
設定時間が経過すると流路切替弁を切り替えることにより燃焼と排気を切り替えます。これを繰り返すことにより、それぞれの蓄熱器の空気出口温度は炉温に近い高温にまで予熱されます。
一方蓄熱器出口の排ガス温度は200℃以下になります。